第42話 3年前の自分へ
3年前は上京する準備中
高校を卒業して 専門学校わくわくよりも
パパとママが居ない状況で
生活できるのか不安だった
でもなんだかんだで生活できてる
野菜切るのはへたっぴだけど
野菜の安い!高い!の見分けとか
ここのドラッグストアは安い!とか
つくりおきをして冷蔵庫パンパンだったり
案外家事が好きだっていま気づいた
東京に引っ越す前に美味しいものを
たくさん食べて吸収したから
顔がまん丸かったね
みんな優しいから何も言わなかったけど
かなりパンパンに膨れちゃった!
ロッタを禿げちゃうんじゃないかってくらいすりすり撫でて
リビングでいるのを好んでたね
ロッタはいま目が見えなくて、腫瘍もあるけど変わらずかわいいし生きてくれてるよ
あの時の私は何をするにも泣いちゃって
静岡茶おいしいな とか
ロッタは離れ離れになる事わかるのかなとか
あと何回階段登るんだろうとか
大好きなおうちを離れるのが怖くて
上京する日が近づけば近づくほど
住むのがいやになっちゃった
きっと居心地の良い空間に
甘えていたかったからなのかな
ほんとのお別れの日
その時からライブ活動をしていたから
東京のお部屋でお別れとか 上京物語
みたいな感じではなかった
ママもパパも「いつものお見送りみたいだね〜」ってお気楽な感じだったし
あっけらかんでいたかったから
早めに来るかもだから行くね!なんていって
泣くところ頑なに見せたくなかった
1人でも大丈夫って
安心して欲しかった!
学校全く馴染めなかった
初登校の日 ショック受けて
駅のホームでミスチル聴いて号泣した
でもmiumiu好きなお嬢様と化粧の濃いゲイ
隣の席の黒ギャルとくまのプーさん
変わり者おおくて割とおもしろかった
担任の先生にしばかれてパフェ食べて
泣いたけど進級して
卒業式なんとか出て卒業できたよ
思い返せばあっという間だった
大袈裟で騒がしいは成人して
お気楽でご飯美味しい!怒られた辛い!
今日はお酒飲もう!あーねむい!ねるぞ!
目覚めがいい!ハッピー!あー!胃が痛い!
単純で簡単な感情になってる
最近怒られたときば凹まず
注意してもらえたって思えるし
あの時よりも強くなれたんじゃないかな
なんとかなるから大丈夫
井之頭公園は渋谷にないよ
それは代々木公園
池袋は迷子になるよ
東京駅から新幹線乗るときは時間に余裕もて
髪の毛は切らない方が似合うと思う
投げやりになってもなんもいいことないよ
みんなに優しくしようね
過去の自分と
新生活始めるみんな
がんばレッサーパンダぴょんぴょん
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2019.03.21 22:05